言語マニアの楽園

株式会社恵学社

株式会社恵学社

パーソナルトレーナー(英語講師)

株式会社恵学社

株式会社恵学社

パーソナルトレーナー(英語講師)

大人になって社会に出てから英語を習得したいと思う人は少なくないでしょう。私は20代前半のフリーターバンドマン生活中、ブロードウェイミュージカルの来日公演で楽屋周りの警備をするというアルバイトを経験したとき、キャストとコミュニケーションが取れずに歯がゆい思いをしました。3ヶ月にわたる長期公演の間、毎日アメリカ人キャストたちと一緒に過ごしたら自然と英語も覚えるだろうと期待していましたが、身についたのはキャストから教え込まれた卑猥な英単語と、驚いた時に口から飛び出す「ワオ」だけ。環境と時間だけでは英語は習得できませんでした。「ちゃんと英語を習得したい、でもどう学んだらいいのかわからない」そんな悩みを抱えている人たちの間で最近話題になっているのがパーソナルジム「ENGLISH COMPANY」です。90日間のトレーニングで人によってはTOEICのスコアが300点もアップしたという驚異的な実績をもつENGLISH COMPANYは、現在全国で600人待ちという人気ぶり。それに伴ってパーソナルトレーナー(英語教師)を募集しています。今回は教室を運営する株式会社恵学社(以降、恵学社)の代表、岡健作さんと、現役のパーソナルトレーナーである和田幸恵さん、山根千鶴さんの3人にお話を伺いました。

ゲスト

  • 岡さん

    岡健作さん

    代表

  • 和田さん

    和田幸恵さん

    ENGLISH COMPANY エリアマネージャー

  • 山根さん

    山根千鶴さん

    ENGLISH COMPANY 品川スタジオ パーソナルトレーナー

必勝ハチマキは不要。スマートに学問を教える

下條信吾

下條信吾

まずは代表の岡さんにお話を伺いたいと思うんですけど、会社自体は予備校事業からスタートしたわけですよね?

岡健作

岡健作 さん

そうです、2010年に予備校「烏丸学び舎」を立ち上げて、2015年から「ENGLISH COMPANY」をスタートしました。

下條信吾

下條信吾

なぜ予備校とは切り離してENGLISH COMPANYを始めようと思ったんですか?

岡健作

岡健作 さん

もともと「Study Smart 合理的に、スマートに学ぼう」という会社のコンセプトがありました。努力とか根性とか、あんまり好きじゃないんです。例えば大学受験には、頭に必勝ハチマキみたいなイメージがありますが、ハチマキ巻いて合格するなんてことは、本当はありえないものですよね。
できるだけ合理的に教えようと、予備校で言語習得の科学である「第二言語習得研究」に基づいた英語の指導をしていたところ、偏差値40くらいだった生徒が京都大学に合格したり、社会人になって医学部受験を目指し始めた方が1年で医学部に10校くらい合格するなど、私たちも驚くような結果が出始めました。そこで、この方法をビジネスパーソン向けに横展開した英語のパーソナルジムとしてENGLISH COMPANYを立ち上げました。

下條信吾

下條信吾

第二言語習得研究とはどんなものですか?

岡健作

岡健作 さん

母語以外の言語(第二言語)を身につけるときのプロセスやメカニズムを研究する学問です。我々はその知見を現場のメソッドに落とし込んでトレーニングをしています。

下條信吾

下條信吾

実際普通の英会話の授業とは何が違うんですか?



岡健作

岡健作 さん

世の中にはたくさんの英語の勉強法があふれています。でも、色々ありすぎて、逆にどの方法を選べば良いのかわからないということになりがちです。実際には、それぞれの学習方法には解決しようとするターゲットがあるんです。

例えば、有名なシャドーイングという方法。これは英語の音源を流して、少し遅れて英語を発音するというトレーニングです。このトレーニングは専門的には「音声知覚の自動化」を促すトレーニングです。詳しく話すと長くなるので省略しますが、たとえば単語や文法などの基礎的な知識があまりにも欠けている状態なら、シャドーイングよりも先に知識を身につけたり、英語の個々の音を捉えるようなトレーニングをする方が効果は出やすいのです。

ENGLISH COMPANYのトレーニングの最大の特徴は、受講生が言語習得のプロセスにおいて今どこにいるのかを学問的に正しく把握したうえで、その人の課題に合った学習方法を選ぶということ。病院に行くと、先生は一人ひとりを診断したうえで症状に合わせた治療をしたり、お薬を出してくれますよね。それと同じことです。

下條信吾

下條信吾

本当は肺炎なのに薬局で適当に風邪薬を買って飲んで全然治らなかった。それがこれまでの英語の勉強方法ということですね。

岡健作

岡健作 さん

そういうことです。

下條信吾

下條信吾

そうすると、トレーナーに必要なスキルも通常の英語教室とは違うわけですか?

岡健作

岡健作 さん

そうですね。ただ英語ができるだけではなく、英語教育についての専門性をもつ人が望ましいと思います。英語教育や応用言語学などを研究してきた人や、実際に現場で英語教育に携わっていた人が多く活躍しています。

下條信吾

下條信吾

なんだかマニアックな世界ですね(笑)。そんな人たちがトレーナーとして働かれているということは、キャラも濃そう。

岡健作

岡健作 さん

7カ国語を話せる人、アメリカで第二言語習得研究を勉強して、アメリカの大学院でトップ10%に入った人、学校の英語教師を辞めて海外の大学院で言語学を学び、日本に戻ってきて弊社に入社した人など。いわば言語オタクのような人がたくさんいます(笑)。

下條信吾

下條信吾

言語オタク(笑)。例えば飲み会でどんな話をするんですか?

岡健作

岡健作 さん

母国語習得と第二言語習得の違いについてとか、音韻符号化をスキップして速読ができる可能性についてとか(笑)。学者肌の人が多いので、“The・ビジネス”みたいなお堅い雰囲気ではなく、なんとなく学校みたいな空気感ですね。