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裏にある顧客のイシューを求めていく
※2018年11月8日追記:「商品企画兼コントラクト責任者」が追加募集となりました。詳細は応募要項をご覧ください。
ゲスト
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音田康一郎さん
代表社員
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帯刀嘉晃さん

OpenReachの会社案内

新井優佑
僕は、この求人の応募者に代わってインタビューをします。そこでまずはOpenReachの会社案内を、応募者にするようなイメージで教えていただけますか。

音田康一郎 さん
主には家具ブランドですね。デザイン性の高い金属脚に特化した製品を自社のプロダクトとして取り扱っています。
なぜ「脚」かというところですが、事業を始める際にテーブルを作ろうとなり国内で金属の脚を探したんですね。ところが、実際にあるものはものすごく高価か、安価でダサいかで二極化していました。そこで、ある程度量産してコストも下げて、でもデザイン性の高いものを作れないかと思い、“金属の脚”に特化して始めました。

新井優佑
なぜ一緒にビジネスをはじめたんですか?

帯刀嘉晃 さん
もともと大学の友人なんです。お互いにビジネスに興味があり、いつか一緒にやってもいいかねって話はありました。

音田康一郎 さん
その当時は別サービスの開発を進めていたのですが、色々とうまく行かなくなった時期もあり。その頃から何か一緒にやれたらということで話が始まりました。

新井優佑
帯刀さんはどういう状況で話していたんですか?

帯刀嘉晃 さん
僕はAirbnbに4〜5年いて、自分で事業をやりたいなって考えていたんです。それで身近にいる事業をやった経験がある人を考えていたら音田がいて、一緒にやることになりました。

音田康一郎 さん
何をやるかをだいぶ考えたよね。2〜3ヶ月程の間毎週1回程度会って、新規事業のタネを考えては検証していくという作業を行なっていました。

新井優佑
そこから家具を選んだ理由はあるんですか?

音田康一郎 さん
家や家具に興味があったことは大きいですね。あとはお互いに好きなデザインテイストが似ていたというところもあります。彼はAirbnb出身、僕もR-STOREを毎日見れるぐらい空間が好きなんです。そういった要素から、何かビジネスできないかという話になり、はじめたのがテーブル作りでした。

帯刀嘉晃 さん
僕は、その頃中古物件を買ってリノベーションをしたんです。家具を選ぶ中で、テーブルは10万円ほどするものが多く、高いなという印象がありました。正直なところ、板と脚だけなのになぜ10万円もするんだろうと。(笑)
それで自分で作ることにして、完成品を見た時に“これ3〜4万で売れるんじゃないか”って思いました。

音田康一郎 さん
“とりあえず売ってみたらいいんじゃない?”みたいな流れで始めました。

帯刀嘉晃 さん
ね。成り行きで始めた感じです。

音田康一郎 さん
スタートしてからは、試行錯誤を繰り返しでしたね。ボツになったものもたくさんあります。格好良いけどコストがかかりすぎるとか、再現性がないとか。そういった中で売れるものだけを残してきました。
あとは継続的に再生産可能なものを残すようにしているのですが、味があるものって素材自体にばらつきがあり、同じように仕上げるのって実は難しいんです。組み合わせ方によって風合いが変わってしまうんだけど、どうやったらある程度均一化できるかとか、研究していきました。

新井優佑
研究って……実際にものを作るんでしょうか?

音田康一郎 さん
そうです、実際に作っていました。

新井優佑
へぇー!二人が手を動かして作っていたんですか?そんなふうに見えない。

帯刀嘉晃 さん
音田は割と最近までやってました。

音田康一郎 さん
今でもたまにやっていますよ。これまでに200台ほど作ったかな。多分一生分作ったんじゃないかと(笑)

新井優佑
結構、作りましたねー。すごいなぁ……まさか手を動かしているとは思っていなかったです。

音田康一郎 さん
自分で手を動かすと他の誰かに頼む時に、どこに気をつけないといけないというのが伝えやすくなるのでいいんですよ。
あと依頼する時にこれはできる、これはできないということがある程度分かっているのでプランニングしやすいです。それがわかったので自分で手を動かしたのは良かったと思いますね。